現在日本は高齢少子化の道をまっしぐらに進んでいますが、
2025年がそのピークを迎える年で、
その後は高齢者が減少するため、高齢化率は減って行きます。

厚生労働省が検討したところ、
2025年の高齢化社会のピーク時には、
約200万人の看護師が必要となっています。

一方看護師の就業数は准看護師も含めて、
2006年 約 120万人、
2008年 約 125万人、
2010年 約 132万人、
と着実に増加しています。

15年間に68万人の増加が必要と言うことになりますが、
毎年約4万5千人の看護師が生まれなければ、
厚生労働省の必要数にはなりません。

過去の例では、毎年約3万5千人の増加はありますので、
毎年約1万人近くの看護師が不足して行くことになります。

つまり、2025年時点では、必要数 200万人に対して、実際には185万人です。

現在と同じような労働のやり方ですと、
一人の看護師の労働負担が約1割増加で、
この1割増加分を何らかの方法で軽減しなければなりません。

さらに、2025年以降の事を考慮しますと、
今度は看護師があまって来て、就職難の時代となりますので、
厚生労働省の必要200万人の看護師をそのまま増加するのにも、
将来に問題を残すことになります。

現在、短時間勤務やフレックス勤務の制度を使っている医療機関が増加してきて、看護師の評判も良く、仕事への定着率も上昇しています。

このような、勤務形態を取ることによって、
まだまだ潜在している看護師を再び医療機関に呼び戻せば、
1割くらいの補充は充分にできると思われますが、
一度、結婚や出産などで家庭に収まった元看護師さんの力を借りる方法はないのでしょうか?

また、計測技術や情報通信技術も、さらにはロボットの技術も発達しています。
さらには、看護師資格を持つ移民の人々などの技術を駆使して、
一般の人も看護師の補助的な仕事に使えるような工夫をし、
看護師は本来の看護師の仕事だけに限定する事によって、
労働負担を少なくする方法を考えるべきときが来たのかもしれません。

2025年までは、医療を必要とする人が増えることは避けて通れません。
国民全体の問題として考え、時間と労働が出来る人達の満足のゆく方法で、
看護師資格を持つナースさんだけではなく、お互いに助け合って、この難関を乗り越える必要があるでしょう。

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